FUPC+Nikon Summer Campに参加しました

夏休み、終わっちゃいましたね。本当なら夏休みに書きたかったのですが、色々あってブログ書いてなかったsajonです。
2019年8月19日〜21日に『FUPC+Nikon Summer Camp』(以下Nikon合宿)に会員2人が参加しました。
この合宿は、FUPC(日本学生写真部連盟)主催、株式会社ニコン/ニコンイメージングジャパン協力のもと、撮影技術の向上やニコンの最新技術の体験、FUPC会員の親睦を深める目的で行われたものです。


新幹線で名古屋に着いてからは、青春18きっぷで地道に長野を目指します。


約4時間半かけてJR茅野駅に到着。ここで全員集合し、バスで宿を目指します。

宿に到着して最初に目に飛び込んできたのは、とてつもない機材の数…!
事前に希望調査を行い、それに沿って大量の機材が用意されました。壮観。
筆者が借りたのは、Nikon Z 6とNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、さらにNIKKOR Z 14-30mm f/4 S、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、AF-S NIKKOR 85mm f/1.8GとFTZまで貸していただけました。


ここまではNikon D5500+DX10-20mm(とiPhone X)で撮影した写真でした。
ここからはNikon Z 6で撮影した写真を載せていきます。



普段からNikon Z 7を使っておられる風景写真家・星野佑佳先生による使い方講座も行われました。
インフォメーションボタンはニコンの一眼レフカメラでもおなじみですね。

コンセント争奪戦の幕開けです。
一段落したところで、さっそくZを持って撮影を行うことに。








雨が強くなってきたのでここで退散。カメラもかなり濡れてしまいましたが、このあたりはさすがニコン、最後まで問題なく使えました。

晩御飯を待つ間、さっそく今日の写真の現像がスタート。班に一つずつXQDカードリーダーが貸し出されます。

夜はニコンの技術者の方を交えての懇親会を行いました。



中にはとてつもなくマニアックな話をするグループも。
個人的には、ニコンのレンズ設計者の方と今後出てほしいZマウントレンズをみんなで語り合ったとき、それぞれのレンズに対する価値観が色々見えて興味深かったです。

さあ次は一眠りして早朝撮影…と思っていたのですが、気がついたら早朝組が撮影から帰ってきていました…。
気を取り直して次の撮影に出発します。





ちょっとした原生林のようですね。おもしろい被写体がたくさんあって全員本気モードです。

次は乙女滝を目指します。






少し場所を変えて別の滝を撮影。ところでマイナスイオン指数ってなんなんでしょうね。

大満足の撮影の後、ニコンの方との技術懇親会を行いました。
ニコンの方は受け答えもその内容もとてもまじめで、ニコンらしい人たちだなと思いました。
しかしなかにはネット流出厳禁のお話も…。


会の途中では、それぞれが写真をはじめたきっかけなども語り合いました。


懇親会の次は星野先生による星景写真講座です。

道中のバスではオススメの設定を教えていただきました。
準備は整った、さあ星撮るぞ!!

めっちゃ曇ってるやん!!!

次第にあたりは霧に包まれていきます…。

たまたまあったライトで遊ぶみなさん。


せっかくなので筆者も何枚か撮らせていただきました。

3日目はいよいよ講評会です。
Zを返却したあと、各々が撮影した写真が、A3ノビで印刷され並べらたり、プロジェクターで投影されたりしました。作品には星野先生からひとことずつコメントをいただけ、とても勉強になりました。


ではここで筆者の提出作品も載せておきます。
実は提出し忘れていた4枚目があったのですが、それは写研の冬展にでも出そうかなと思います。


凄まじい表現力ですね…。筆者は普段ニコンのAPS-C機を使っているですが、「写真の良し悪しは機材じゃ決まらない!」とは言えなくなってしまいました。

この3日間はどちらかというと天候に恵まれない日が多かったですが、最後の挨拶で星野先生がおっしゃていた「撮影には予想外のことがつきものだけど、思いがけない出会いや発見を大切にしてほしい」という言葉が印象的でした。
先生方や同年代の写真好きの人たちとの交流は学ぶことも多く、とても有意義な時間になったと思います。またこのような合宿があると嬉しいです!
余談ですが、今年の12月に大阪で「ニコンZ撮影会」が開催されるそうで。次はZ 7を借りてみようかな?

楽しい3日間をありがとうございました!

関連
FUPC+Nikon Summer Camp
FUPC公式ホームページ (2019/10/6引用)